2021年1月 会長所感

 新しい年を迎えて皆様いかがお過ごしでしょうか。年末には寒波襲来がありましたが、それほどのこともなく過ぎました。
年明けは丑年だからか、穏やかな3が日となりました。ところが、6日からの寒波は強く、積雪もあり、震えあがっております。

また、昨年2月末から続いている新型コロナウイルス感染は、第3パ襲来となり、県内でも二けたの患者発生が続いております。それぞれに気をつけて過ごされていることでしょうが、何時感染するかわからないこの病気、気がかりな日々が続きますね。

新年を迎えても例年のように浮きたつ気分に浸れないでいます。外出もままならない中で、皆様はどのようにお過ごしでしょうか。
 私の家の入口のそばの花壇には、20年以上花を咲かせていたバラがありました。
2006年の台風で、大きい根っこを残して倒れてしまいましたが、その根から細い茎が出て、回復してまた変わりない花を咲かせていましたが、10年ほど経ったころに枯れてしまいました。そのバラの後に、庭の手入れをお願いしている庭師さんが、私が香る花が好きだと心得ていらっしゃり、蝋梅を植えてくださいました。その苗は20センチにも満たないかわいいものでしたが、すごく成長するものですね。1年に2度手入れをしていただくので、160センチくらいで止まっています。このシーズンも12月くらいになると花が咲き始め、20日を過ぎると良い香りが強く香ってきました。この寒さの中、良い香りを届けてくれています。
 寒さに震えて帰宅する私を、玄関口で和やかに迎えてくれます。
早く鍵を開けて入りたいと焦る気持ちを、穏やかにしてくれます。
自然の移ろいはすてきですね。咲き続けた花も、そろそろ終わりに近づいているようです。
香りだけではどのようになっているか、一人暮らしの私にはわからないのですが、掃除で訪問してもらっているヘルパーさんが花に趣味がある人で、庭の様子や花の様子を説明してくださいます。
数人訪問されるヘルパーさんも、他の方は何の説明もない。
人それぞれなのでしょうが、花に趣味があるヘルパーさんがいてくださり、潤いを得ています。
 まだまだ寒い日が続きますし、コロナも収まる気配はありません。お体に気をつけて皆様お過ごしくださいませ。