2021年2月 会長所感

 皆様いかがお過ごしでしょうか。1月下旬に会員の皆様に会費納入のお願いなどのお願いをさせていただきましたが、ご協力いただきました皆様、ありがとうございました。
 今年の立春は2月3日でした。私は立春は4日とばかり思っていましたので、1月半ばころから今年の立春は3日とニュースなどで耳にするようになり、驚きました。
春や秋のお彼岸、夏至や冬至のように日にちが変わることがあるとは知らなかったのです。頻繁に起こることではないそうですね。毎年いただく点字カレンダーの2月のところを読んでみると、やはり立春は3日と書かれていました。12月に送ってきたときにさーっと読んでいたのですが、気付かなかったようです。
 先日、県の障害福祉課からお知らせがありました。点字図書館の現地建て替え工事が行われていますが、3月1日から建物の建設工事が始まるとのことです。6月に棟上げ、10月に外観が出来上がり、その後内装工事などが行われ、来年4月1日の開館へと進行していきます。
 新点字図書館の名称は、「佐賀県立視覚障害情報交流センター」。愛称は「あいさが」とのことです。すべて平仮名です。あいには、眼、愛する、私らしくの思いを込めたとのことです。2月末ころには、「あいさが」の建物の模型を作り、点字図書館に展示したいとのことです。来館の際に、模型を見たり、触ったりしてみられませんか。
 また、佐賀駅では、車椅子使用者の内田勝也さんが会長をされていて、障害者や賛同者が集まって作る「佐賀の障がい福祉を考える会」というグループがあります。その会が昨年7月に佐賀駅コンコースの南北のドアを自動ドアにしてほしいと佐賀駅に要望されていました。その要望がこのほど実り、3月4日から22日の工事期間で自動ドア設置工事が行われます。佐賀駅を利用の際はお気を付けください。
 私は佐賀駅はいつも利用しています。ドアが閉まっていたら、取っ手を捜して開けたり。重いなとはいつも思っていましたが、それ以上の動きはしませんでした。また、ドアが開いていたら、そこから出入りしますが、両開きで広く開いていることはなく、片方の開いたドアから出入りしていました。その際、開いたドアの角にあたったり、ぶつかったりもします。それでも自動ドアへの要望を出すまでには至りませんでした。要望が出されて、「それは便利よね」と思うありさま早く実現すれば良いなあと願っていましたので、今回の工事着手は喜ばしい限りです。